ハムレットの世情日記

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<<   作成日時 : 2009/04/03 20:40   >>

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写真は「嘆きの壁」
昨年末から今年にかけてイスラエル軍がガザ地区へ大規模な空爆を行った。停戦後の今も局地的な紛争が続いている。

【イスラエルとパレスチナは何で争っているのか】
きっかけは、第一次世界大戦を境に、16世紀から400年近く中東を支配していたオスマントルコ帝国が解体してバラバラになったことである。
旧オスマントルコ領のパレスチナ地方だけが、そこに住んでいたアラブ人と、実は2000年以上前にここで暮らしていながら国を追われ、世界中に散っていたユダヤ人との間で奪い合いになったのである。

日大の卒論でユダヤ人問題を書いた私としてはこの問題を深く掘り下げてみたい。パレスチナという名称は、紀元前12世紀頃、ヨーロッパ南部から北アフリカを経て、エジプト、西アジアに侵入してきた「海の民」の一民族であるペリシテ人に由来する。
ペリシテ人が、もともとはカナーンと呼ばれていた土地に定住したのでこの一帯をパレスチナと呼ぶようになった。ただ、その地域はシリアの南部といった、漠然としたものであり、どこからどこまでがパレスチナといった区分はなかった。ほぼ現在のイスラエル国家があるところといっていいだろう国際情勢の混乱に巻き込まれた両者は、共にこの地に自国が作れると期待させられていたこともあり、正面からかち合った。当時、この地は暫定的にイギリスが委任統治していたが、紛争が収拾しないまま1948年に統治を放棄したのだ。。国連が土地の分割案を提示したが、有利な条件を得たイスラエルは国連案を受け入れ、同年に国家として独立した。。一方、アラブ人の一部はこの地に残り難民となり、国連案にも納得できず抗争を続けている。現在彼らが暮らしているのが、どこの国にも属していないヨルダン川西岸部分とガザ地区だ。

 しかし、90年代にパレスチナが歩みよって、和平交渉が行われたこともあった。94年にはパレスチナ暫定自治政府も誕生して、和平交渉が進めばこの政府はやがてパレスチナ国となるはずだった。でも2006年に政権を取ったハマスという政党がイスラエルを認めないという強硬姿勢なため、対立は激化しましたのである。

  問題を解決するには、空白となっているヨルダン川西岸部分とガザ地区の主権を確定し、パレスチナ人に国籍を与えることが重要なのだが、イスラエルの反対で解決しそうにない。

 今、ハマスは国際社会から孤立していて、このままでは西側諸国の外交や援助の受け皿になれないだろう。

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【問題は何か?】
@難民の帰還問題 将来、パレスチナ人が故郷に帰ることが国連で決議されたけど、ユダヤ人入植地が各地に点在しているので難しいこと。

Aヨルダン川西岸地区とガザ地区の4割しかパレスチナ政府がおさめられていないこと 安全保障上の理由でとかで、イスラエルがヨルダン川周辺の土地を返そうとしないので、実際、パレスチナ国家を建設するにしても、どの範囲で建設されるのかはっきりしないである。

Bエルサレムの帰属問題 3つの宗教の聖地だから譲れない部分があるのだろう、という認識が一般的ですが、宗教間の問題というより、政治的な問題であるようです。つまり「領土の問題」なのに「宗教的な対立」とすり返られているという感があります。

【エルサレム】
 エルサレム=「宗教対立の街」といわれるが、歴史的に見ると対立の街だったという時期は決して長くなく、今世紀に入ってからだ。
 現在エルサレムに住む人々はユダヤ人、アルメニア人、パレスチナ人など。そこにいるユダヤ人の中でも長い間住みつづけている人たちは、今世紀に入ってからヨーロッパなどから移住してきた人たちである。歴史的に見るとエルサレムは1キロ四方のせまい地域だった。

 1967年第3次中東戦争後、イスラエルがその周辺の土地を占領し、統一エルサレム市という新しい街を作った。これはなるべく広い面積をとって、なるべくアラブ人を減らしてしまいたいという意図に基づくものであったのである。国連分割案では、将来国際管理をしようという意図があったようだ。
 1948年イスラエル建国のあと、エルサレムは東西に分割され、西はイスラエルに東はパレスチナの領土とされ。エルサレムに住むパレスチナ人の地域は、ユダヤ人入植地に包囲された。
 現在、東エルサレムがユダヤ化されつつあることも問題であるようだ。エルサレムのパレスチナ人は、市民ではなく「永住権」が与えられている。これは簡単に剥奪されるものであるのだ。また、西と東の経済格差も大きい。。

 異なる文化のパレスチナ問題を日本人が理解するのは難しいが、解決に向かうことを切に願うばかりだ。




図説 地図とあらすじで読む聖地エルサレム
青春出版社
月本 昭男

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