ハムレットの世情日記

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zoom RSS 【抑圧された心の開放】カタルシス (ギリシア)katharsis

<<   作成日時 : 2009/11/26 21:36   >>

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【カタルシス】1 文学作品などの鑑賞において、そこに展開される世界への感情移入が行われることで、日常生活の中で抑圧されていた感情が解放され、快感がもたらされること。特に悲劇のもたらす効果としてアリストテレスが説いた。浄化。

2 精神分析で、無意識の層に抑圧されている心のしこりを外部に表出させることで症状を消失させる治療法。通利療法。

『大辞泉(小学館)』より




【心の不満】

 毎日に不満はないはずなのに、心の奥にはどこか満たされない気持ちがあるような…。理由はよくわからないのに、何もかもがイヤになって自分に自信が持てなかったり…。そんな心情になったことはないだろうか?

 人は誰でも、さまざまな葛藤を無意識の中にしまいこんでいる。しかしそれが何なのか、自分ではなかなか気がつくことができない。なぜなら、それを認めたくない、思い出したくないという気持ちがはたらき、意識の中に現れるのを押えているからだ。こうした状態のことを「抑圧」という。

 抑圧がかかっていると、葛藤に伴う感情のエネルギーも押さえ込んでしまう。心にモヤモヤを抱えている人が感情を素直に表現できなかったり、人と心を触れ合わせることができなかったりするのは、このためなのだ。

【「カタルシス」とは浄化のこと】

 抑圧を解消しないでいると、自分の人生に満足できなかったり、気が晴れない思いが続いたりする。

 しかし、何かをきっかけに押えられていた葛藤や感情が湧き出ると、モヤモヤから自分を解き放つことができる。これが「カタルシス」(浄化)だ。。みなさんも、何度か経験したことがあるのではないだろうか?

 カタルシスは、無意識の中に押さえ込んでいた気持ちや考えに気づき、より自分と向き合えるきっかけになる。それとともに、押えられていた感情も湧き出してくるため、共感できる心、感動できる心を取り戻すきっかけにもなるのだ。

 ではどんなカタルシスがあるのか。

【人々が“感動モノ”を好むわけ】
 多くの人がカタルシスを感じるものに、「悲劇」がある。

 そもそも、人はなぜ悲劇を好むのか?アリストテレスは、悲劇を見ることで精神に「カタルシス」(浄化)の作用が働くからだと説いた。悲劇のヒーロー、ヒロインの心情と自分の心情とを重ね合わせて共感することにより、無意識の中に潜む葛藤や感情が湧出し、浄化されるというわけだ。

 悲劇に限らず、人は“感動モノ”が好き。たとえば、トリノ五輪で金メダルをとったフィギュアスケートの荒川静香選手。日本中が熱い感動の涙を流しながら、彼女の演技を見つめた。

 挫折と苦難を乗り越え、緊張とプレッシャーにさらされた大舞台で自分らしさを失わずに最高の演技を見せた荒川選手。その姿が人々に強いカタルシスを与えたからこそ、瞬間最高視聴率43.1%、その後の出演番組でも高視聴率を出すことができたのだ。

【最近、カタルシスしているか】
 こうしたカタルシスは、何かを視聴することだけに限らない。話をしたり、絵や歌、スポーツなどのように“行為”によってもカタルシスは得られる。これを心理療法として初めて用いたのが、フロイトの初期の共同研究者であるJ.ブロイアーである。

 たとえば、友人に話を聞いてもらったとき、思いをしっかり受け止めてくれる友人と話すと、無意識の中にしまいこんでいた考えが堰を切ったようにあふれ出してきて、涙があふれてくることがある。

 このようなことは、誰でも経験したことがあるだろう。でも、心のモヤモヤが自分を縛って苦しいと感じる人は、ひょっとすると近頃カタルシスを得ていないのである。

 ぜひいい映画を見たり、友人と食事をしながらじっくり話したり、アートやスポーツなどを通じて楽しことだ。わだかまりから開放されて、心の安定を取り戻す契機となるのだ。






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