ハムレットの世情日記

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zoom RSS 【映像】映画・ドラマが映す世相

<<   作成日時 : 2009/12/29 18:16   >>

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 劇場映画もテレビドラマも、今年の下半期は大作が目に付いた。小生が独断で選ぶそれらの中の代表作は、劇場映画は山崎豊子原作の『沈まぬ太陽』(角川映画)。テレビドラマでは、現在まさにシリーズ放送中の、司馬遼太郎原作『坂の上の雲』(NHK)に尽きる。なお、「坂の上の雲」は年末特集として、3年間にわたり分割して放送されるそうで、今年はシリーズ第1年目である。

 御巣鷹山の航空機事故を題材にしている『沈まぬ太陽』はきしくも会社経営のずさんさ、組合関係の複雑さ、政府頼みの借金経営で破綻寸前のJALを予見している。

 小生は幸いなことに両作品ともに原作を読破し、かつ読み返す機会を得た。両作品ともに、その描かれた世界のスケールの大きさゆえに、過去「映像化は不可能」とされてきた。今回その映像化に接し、個人的には大変感慨を深くするとともに、「今なぜこれらの作品が世に出たのか」について自分なりに考えてみた。一つの回答は、「デジタル技術の成熟が、一定のレベルに達した」というものだ。またいま一つは「現在の社会状況が、まさにこれらの作品を必要としている」のではないかと考えている。


 メディアに乗って世に出る作品たちには、その背景に、常にその時代・世相の必然性がある。双方の作品の底流を成している、「ある種の閉塞(へいそく)感」、そして「それを切り開こうとしてもがく人間像」の映像表現が、何らかの形で現代社会を覆う閉塞感のはけ口となり、新たな時代を開くための刺激とならんことを切に祈る。

 時代の変遷の中で、常に映像文化を支え続けた人々に敬意を表したい。






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