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寒い日が続く。日本の最低気温記録は1902年1月25日、北海道・旭川市で観測されたマイナス41度。東京では1876年1月13日のマイナス9.2度が史上最低気温だ。ちなみに世界では1983年7月21日に南極・ボストークで観測されたマイナス89.2度。 南極といえば、51年前(59年)のきょう1月14日に南極観測船「宗谷」が昭和基地に到着、前年に置き去りにしたカラフト犬15頭のうち、タロとジロの2頭の生存が確認された感動の日だ。生きることの大切さを忘れないように「愛と希望と勇気の日」と制定された。ただ、仕方がなかったとはいえ、酷寒の南極に犬を置き去りにしておいて、何が「愛」と「希望」と「勇気」なんだろうか。死んだ犬の方が圧倒的に多いんだぞ。ともあれ、興味のある方は映画「南極物語」(83年公開)を見ていただきたい。 南極でのタロ、ジロ 感動の舞台を演出した「宗谷」はもともと海上保安庁の灯台補給船だった。日本は国際地球観測年(57−58年)に南極観測業務に参加することが決まり、「宗谷」を急きょ砕氷船に改造して南極に送ったという経緯がある。その後も「宗谷」は改造を繰り返しながら、南極への物資輸送業務を続けた。 その後、南極観測船として新造されたのが「ふじ」。「ふじ」は65年から82年まで活躍したが、老朽化が進み、その座を「しらせ」に譲った。今年1月10日に昭和基地に接岸したのは2代目の「しらせ」。2代目は昨年5月に就役したばかりで、今回が初の昭和基地接岸。 極寒の南極で奇跡的な生還を果たした「タロ」と「ジロ」は、そのまま第3次越冬隊とともに再度任務についていたが、昭和35年7月にジロが南極で死亡、翌36年に帰国したタロは同45年8月に北海道大学付属植物園で死亡した。 広く南極観測犬の偉業と功績を伝えるため、ともに学術的貴重なはく製として保存され、タロは北海道大学農学部博物館に、ジロは国立科学博物館に展示されている。 南極大陸地図 |
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