ハムレットの世情日記

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zoom RSS 【JAZZ】  You'd Be So Nice To Come Home Toー名曲から英語を学ぶ

<<   作成日時 : 2010/06/20 11:56   >>

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 取り上げる歌はJazzの名曲♪You'd Be So Nice To Come Home To.
アメリカが生んだ偉大な音楽家コール・ポーターの代表作の一つである。
43年コロンビア映画“Something To Shout About”で主演のJanet Blair (ジャネット・ブレア)とDon Ameche( ドン・アメチーがデュエット)で歌っている。

 この映画からはミュージカル映画音楽賞(モリス・W・ストロフ)と歌曲賞(この歌)がアカデミー賞にノミネートされたが、残念ながら映画そのものはヒットしなかった。
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 なんと言ってもこの曲の決定的名演として定評あるものは54年にヘレン・メリルがクリフォード・ブラウンをバックに歌ったものである。アレンジはクインシー・ジョーンズ。“HELEN MERRILL”(EmArcy)邦題「ヘレン・メリル・ウィズ・クリフォード・ブラウン」収録。自動車会社のCMにも使われた。

 日本では青江三奈、阿川泰子、森口博子などが歌っている。

”You'd Be So Nice To Come Home To”

You'd be so nice to come home to
You'd be so nice by the fire

While that breeze on high sang a lullaby
You'd be all that I could desire
Under stars chilled by the winter
Under an August moon shining above

You'd be so nice you'd be paradise to come home to and love

【英文解釈】
この歌詞のくせ者はタイトルの最後のtoであろう。あれto(前置詞)のあとに目的語(名詞)がない???to の後に何もないという不安定感が生じなんか変だ。

勝手にto meと解釈しちゃうと誤訳してしまう。

でも、これは文法的には「tough移動(movement)」と呼ばれる英語特有の表現なのだ。つまり…
It would be so nice to come home to you.→You would be so nice to come home to.

これが原型で、このto の後のyouが主語に移動して、同じ内容を表現するものと説明される。

例として
It is dangerous to swim in this river.は
This river is dangerous to swim in.になることが分かれば理解できることだ。

wouldの部分はもちろん仮定法である。

Nativeの方は逆にこんな小難しい説明は出来ず、nativeは、ここの欠落感ですぐさまyouだなと思うそうだ。「だって、こういう言い方をするんだ」ってことで解説終了になるかも知れない。

niceは、私にとって、ホッとするとか、居心地がいい、、という意味である。こういう安心感への願望、空想を歌っている。後に続く文を考えると、素敵という訳はちょっと、違う気がする。素敵というキラキラした感覚ではなく、あくまでも、今の悪環境(戦場とか)から逃れ、落ち着いた愛のある安心感を求める気持ちを歌っているのである。


さてこの文は昔、大橋巨泉が「帰って来てくれたら嬉しいわ」と誤訳したことでもよく知られている。正しくは「あなたの所へ帰れたられたらどんなにホッとするのに」という意味なのだ。would が仮定法です。実現してくれればいいのだけれど、実現が難しい・・・そんな感じを仮定法が表している。



 この文を一度読み、即座に理解できる方は、nativeに近い感覚を持っている。文法的解決による理解より、nativeのように前から後ろへ自然に読んで理解する方法でnative の立場に立ってアプローチしてみるといいかもしれない。まず、”You'd be so nice" の部分は、ここは、”Youよ、 なんだか とっても nice だわ”とひとまず思ってみよう。ここでは仮定法が匂って(would)、”ああ、この歌は空想,願望の世界の歌だな、、”と思ってみる。

 ここまで、読んだときにはこの漠然感が最良の理解だと思う。しかし、その後の””to come home to""と言い終えた途端に次のような思考となる。to の後に何もないという不安定感が生じ、to の後は冒頭のyouが省略されていることが分かれば後の文章もすらすらと理解できるというものだ。


【直訳】

You'd be so nice to come home to(あなたの待つ家へ帰れたらどんなにホッとするのに)
You'd be so nice by the fire(あなたが暖炉のそばにいてくれたらどんなにうれしいでしょう)

While that breeze on high sang a lullaby(そよ風が高くまいながら、子守唄を歌ってくれて)
You'd be all that I could desire(私が求めるものがあるとしたら、それは、あなただけ)
Under stars chilled by the winter(冬の寒さに震える星の下でも)
Under an August moon shining above(空で燃えさかる真夏の月の下でも)

You'd be so nice you'd be paradise to come home to and love(帰って行くところとして、そして愛する相手として、あなたがいてくれたらうれしくて、どんなに楽園のようでしょう)













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