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zoom RSS 【Risk Management】   緊急時の行動

<<   作成日時 : 2011/05/22 12:28   >>

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 大地震、津波、原発災害などの緊急時には、人は思わず危険な行動をとってしまう。

 また、災害に対する備えを見てみると、日本人の「備え」の意識とアメリカやスイスでの意識には大きな差があるのだ。

・日本は、コンビニがあれば大丈夫という考え方で、ほとんど備蓄をしない。
・アメリカやスイスは、常に最低1〜2ヶ月分の生活必需品の備蓄が当たり前。
・スイスでは国民の義務にもなっている。


 また、備えの甘さ以上に危険なのが、「緊急時、人は集団心理に左右されやすくなり、間違った判断をしやすくなる」という点である。

例えば、災害時に人が影響受けやすい心理作用には次のようなものがある。

@ 集団同調性バイアス

 緊急時、複数の人数でいると「皆でいる安心感」を感じ、行動できなくなる心理作用。「自分だけ他の人と違う行動はとりにくい」という思考により正しい判断が遅れる。

A 正常性バイアス

 非常時に「まさか本当だとは思わなかった」「こんなことが起こるはずがない」と現実として捉えられない心理作用。また小規模な地震などに慣れてしまい、警戒心が薄れてしまう作用。

B 多数派同調バイアス

 判断に迷ったとき、周りの人と同じ行動をするのが安全だと考えてしまう心理作用。「隣が動かないから大丈夫だろう」と考え、逃げ遅れたりする。例 2003年の韓国・テグ市の地下鉄火災事件は、「まさか火災とは思わなかった」「皆がじっとしていたから自分もそうした」という、正常性バイアスと多数派同調バイアスの相乗作用により犠牲者が増えたと言われている。

C エキスパート・エラー

 一般人が専門家の意見や指示を「プロの意見だから」と疑わずに信じてしまい、そのとき相応しい判断を間違える心理行動。

 緊急時に人はこういった心理作用が、思わぬ落とし穴になるのである。何かに頼りたい時ほど、こういったものに素直に影響されてしまうのである。


災害時の心構え

 災害時や緊急時には、「自分の判断」がすべてになる。

@ 「自分の直感に従い、敢えて空気を読まない」
A 「以前はこうだった、にとらわれない」
B 「もしかして、念のためを大事にする」
C 「ネットなどで知った気にならず、正しい情報と正しい防災意識を持つようにする」


 といったことを意識するのが重要である。このポイントを押さえておけば、「防災の備えの質」は自然と高まるのである。


 個々が我が身の事として「防災の意識」を高めれば、助かる命や守られる財産があるはず。緊急時の人間心理を知り、行動をコントロールすることが大事なのである。

本記事は下記の書籍を参考にした。

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