ハムレットの世情日記

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zoom RSS 【万年筆?】  パーカー社の「インジェニュイティ」

<<   作成日時 : 2011/12/01 18:38   >>

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 万年筆が進学や就職、昇進のお祝い記念品として市場でもてはやされたのはもう何十年も昔のことだ。しばらく使わないとインクが乾燥したり、頻繁に使えば直ぐにインク切れを起こす。現代人には、万年筆とはけっこう面倒で扱いにくいモノだ。

 風情のない簡単確実なカートリッジ式ならインクの交換もスムースだが、スポイト形式の伝統あるインク吸入方式なら、インクボトルからインクを吸い上げるにも慣れやコツ、そしてペン先を傷めないように、インクボトルのインクを周囲にまき散らさないように、細心の注意が要る。万年筆とは気難しいモノだ。

 何より、紙に筆記した文字はしばらく紙面上にインクの水たまりを作り、右利きの人ならまだしも、左利きの人は今書いたばかりの文字の上を擦らないように細心の注意が必要だ。そんな万年筆が、油性ボールペンや水性ボールペン、ローラーボールペンなどに市場を取って代わられるのは時間の問題だった。

 
 今や死語となったワープロが登場し、何でもできるパソコンが普及し、筆記具の世界は狭まり、それに比例するように万年筆の市場はより加速的に縮まった。しかし、大きなムーブメントには必ずそれに対抗する勢力が生まれ、筆記具は人類が何千年も体験、蓄積してきた文字を書くという習慣を呼び覚まし、多様なノートの登場と相まって再び脚光を浴びる商品となってきた。

 現代の万年筆は、違いの分かる大人がリバイバルさせ、昨今増殖してきている文具女子がその裾野を拡大した、と思っている。この10月に発表された、何度名前を聞いても決して覚えられないパーカー社の「インジェニュイティ」という筆記具は、従来のどの筆記具のカテゴリーにも入らない「第五世代」の筆記具という触れ込みでデビューした。

このペンは「パーカー5thテクノロジー」という、まったく新しい筆記具の構造を採用したもの。この「5th」とは、万年筆、ボールペン、ローラーボール(水性ボールペン)、シャープペンシルに続く、5番目の筆記具のカテゴリーを指しているのだとか。

高級感のあるボディの先端は万年筆のペン先のようになっているが、実はこれは「フード」呼ばれる単なるカバー。本当のペン先はその下に隠れている黒い樹脂製の部分だ。この部分には特殊な加工によって微細な溝が刻まれており、そこからインクが適量だけ染み出してくる仕組み。さらに使い込むことで樹脂製のペン先が摩耗していき、使用者のクセに合わせて書き味がより滑らかになっていく。

インクはリフィル(替え芯)式になっているので、手を汚さずに簡単に交換可能。インク自体にも工夫があり、キャップをし忘れても1〜2日程度ならペン先が乾くこともない。万年筆にありがちな、インク漏れやペン先の乾燥といったトラブルから解放され、はるかに扱いやすくなっている。

万年筆に憧れつつも踏み切れない人は、パーカー 社の「インジェニュイティ」で、高級筆記具の世界に踏み込んでみるのもいいだろう。


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パーカー インジェニュイティ 試し書きしたら、衝動買いしてしまった件!
Penです。近所の百貨店のセールに立ち寄った際に、文具コーナーでパーカー社のペンのお試しコーナーを発見しました。普段はショーケースの中に陳列されている類の商品なので、 ... ...続きを見る
筆Blog
2012/07/15 23:03

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